東京で遺品整理を考えている方へ、故人も遺族も満足な遺品整理のコツ３つ

日本の首都であり、最も人口の多い街「東京」。何をするにも他の地域より利便性が高い反面、家賃の高さなど恵まれているが故の悩みも。今回は東京での遺品整理にスポットを当て、故人も遺族も満足いく遺品整理のコツを3つお伝えします。

現状を確認する

故人と同居しているならともかく、自分が東京、故人が地方に別居（あるいはその逆）している場合が多い現代では、まず一番にしなければならないのが、「現状の把握」です。どんなものがどれだけあるかを確認しておきましょう。その際できるなら、それをリストアップしておきましょう。そうすることで以降の作業のめども立ちやすくなりますし、何より時間と費用が短縮できます。リストアップした品は、処分するのか、売るのか、あるいは思い出の品として残しておくのかも追記しておきましょう。

処分する遺品の処理方法・費用を調べる

東京はもちろん、今は地方でもゴミを捨てるのにはお金がかかる時代であり、簡単に捨てられないものもあります。家電はリサイクル法により引き取りは有料ですし、ピアノや危険物など、回収不能なものもあります。そして自治体によっては、専用のポリ袋などを用意しなければならないところもあります。東京都では、市区町村ごとに「資源・ごみの種類別の写真とともに収集曜日」をリーフレットにし、各自治体のホームページなどに掲載しています。大型ゴミの回収方法なども同じく載せているので、必ず確認し、必要ならリサイクル券・処理券などを購入しておきましょう。例えば可燃ゴミなら週2回、資源・不燃ゴミなら週1回のペースでゴミの回収があるようなので、それを守って分別しておきましょう。

時間や人手が足りなければ業者の手を借りる

人が長く暮らせば暮らすほど、荷物は増えます。故人の部屋を久しぶりに尋ねたら、荷物で溢れかえっていたなどという話もよく聞かれます。遺品を調べて、ゴミ処理方法を調べて、決まった日に出す、これだけでも平日仕事で忙しい現役世代や、体力のない高齢の遺族からすれば大変な労力と時間でしょう。しかも東京の持ち家率は全国最低（45.8％）。半数以上が賃貸に暮らす場所での遺品整理には、時間をかけるわけにはいきません。何しろ全国トップレベルの高い家賃が掛かりますから。
速やかに遺品整理を終わらせたいけれど、人手も時間もない。そう思ったら迷わず業者の手を借りましょう。核家族化や高齢化に伴い、遺品整理を外注する人が増えています。東京はそんな「遺品整理業」を行う会社が最も多い都市でもありますので、たくさんの業者の中から自分の希望に合う「遺品処理」を行ってくれる会社を選べます。
その際はネットの比較サイトなどを利用すると、24時間対応、スマホで見積りOKなどがあるので便利です。故人とは交流がなく、しかし処分はしなければならないといった特殊な場合でも、プロとして粛々と対応してくれます。ただでさえ故人を亡くして悲しい思いをしているのに、やることが山積みで気持ちの整理もままならない、そんな時に誰かの手を借りるのは決して悪いことではありません。ぜひその声を「遺品整理業者」へかけてください。